お腹が張って苦しいなどお腹のハリを感じる方は多くいます。
膨満感はとても苦しいですよね。それに、太って見えるなど美容面でも悪影響です。
さて、お腹の張りの原因とは何でしょうか。また、対策としてはどんなものがあるでしょうか。早速チェックしてみましょう。
お腹が張る原因とは
ズバリ、お腹が張る原因は腸内のガスです。
腸内では消化活動に伴ってガスが発生します。そのガスが多く発生しすぎるとお腹が張ってきてしまうのです。
とくにガスが多く発生してしまうのは腸内環境が悪化しているときです。
腸内には悪玉菌と善玉菌がいますが、腸内環境が悪く悪玉菌が多くいる状態では余計なガスが多く発生してしまいます。
では、どのような原因で腸内環境が悪化して悪玉菌が増えてしまうでしょうか。
便秘
便秘で便が腸の中に長くとどまると、腸内で便の腐敗が進行し悪玉菌の増殖してしまいます。
そして、悪玉菌の発生させるガスがお腹の張りにつながります。
このような時にはおならをしたくなるものですが、たいていはおならを我慢してしまうので、さらにガスがたまり、おなかが張りやすくなることも考えられます。
ストレス
強いストレスを感じると、胃腸の動きをコントロールしている自律神経のバランスが崩れます。
それによって、腸の運動が低下し、消化液の分泌が悪くなり、消化に時間がかかります。
食物が腸内に長くとどまることによって悪玉菌が発生しやすい環境となり、ガスが発生してしまうのです。
お腹の張りを改善するには
腸内のガスを減らし、便通を正常にすることでお腹の張りを改善することが出来ます。
腸の中には色々な菌が住んでいます。
その腸内細菌のバランスが崩れると便通が悪くなり、腸内環境が悪化します。
腸内細菌のバランスを整えるには、菌を使って消化しなければならないものを取り入れることが必要です。
つまり、腸内細菌によいエサを与えるというイメージです。
腸内細菌を使って消化する必要があるのは、食物繊維です。
食物繊維の多い野菜や玄米を摂取することによって腸内細菌が活発になり、腸内環境は整えられていきます。
反対に、簡単に消化できるもの、肉や炭水化物ばかりの食事は腸内環境を悪化させてしまいますので、野菜中心の食生活を心がけて腸内環境を正常化させましょう。
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