人は目にする色によってさまざまな心理作用を受けています。
誰でもインパクトのある色、落ち着く色など気分を左右する色があることを経験的に知っているのではないでしょうか。
色による心理効果はたくさん研究されていて、どんな色がどんな影響を及ぼすかが解明されています。
そのような研究の成果を活用して、どんな色の服や小物を身に着けるか、どんなインテリアの場所で会うかによって相手に与える印象を変えることもできるのです。
では、色による心理作用を生かしてコミュニケーションを円滑にする方法をご紹介します。
赤
商談などで初対面の相手と会うときは記憶や印象に残る赤を取り入れましょう。
赤は記憶や認知作用を上げる効果のある色です。
相手に自分を印象付けることが出来るので、赤の小物やネクタイなどをチョイスして初対面の人に会うなら、その後の展開がスムーズに運ぶでしょう。
黒
ブランド力をアピールしたり高価格の商品を扱うときは説得力や影響力が増す黒で勝負しましょう。
とっつきにくい印象を与える黒ですが、プライドやカリスマ性を象徴する色でもあります。
値引きせずに商品を売りたい場合や、ステータス感を出したい場合など、ここぞというときには黒で引き締めていきましょう。
青
だらだら長引きがちなミーティングなど早く話を切り上げたいときに取り入れたいのが青です。
冷静さやさっぱりした感じが出る青を取り入れることで論理的に話が進みます。
また、インテリアを寒色系にすると時間の進みが早く感じるので会議室は寒色系でまとめると会議が簡潔にまとまるかもしれません。
黄
自分がプロジェクトや活動の中心になりたいときは、活発で行動を促す黄色で攻めましょう。
新しいことを始めるにはエネルギーが必要です。
誰かを巻き込んで何かを始めるとなれば皆のエネルギーが高まらないとスタートできません。
そんな時に取り入れたいのが黄色です。
黄色を目にすると活発さや行動力がアップして皆があなたについてきてくれるでしょう。
いかがでしょうか、使う色によって相手への印象や場の雰囲気を大きく変えることが可能なのです。
是非、色を味方につけてスムーズなコミュニケーションを実現していきましょう。
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