ジャンクフードとは
ジャンクフードの厳密な定義はありませんが、以下の三つの条件に当てはまる食品をジャンクフードと呼ぶことが多いようです。
- 高カロリー
- 高塩分
- 高糖質
つまり、ジャンクフードとは、「栄養バランスの極端に崩れた食品」と言えるでしょう。
ジャンクフードの害
カリフォルニア大学の研究チームによると、ジャンクフード的なエサ(高カロリー、高塩分、高糖質)を与えられたマウスは、普通のエサで育ったマウスよりも肥満、攻撃的、怠惰になると報告しています。
肥満だけでなく性格も変わってしまうというのは驚きですが、脳も食べたもので出来ていて、食事から摂取したエネルギーで動いているのですから当然です。
ジャンクフードが美味しい理由
ジャンクフードの代表、ハンバーガー、ピザ、ラーメン、チョコバー、ポテトチップス、パフェ、ドーナツ
どれもおいしいですよね。
そして、急に無性に食べたくなるような魅力があります。
でも、その病みつき感にはわけがあるんです。
1、依存性
一つ目の理由は依存性です。
糖質の多い食べ物を食べると、血糖値が急激に上昇します。
血糖値の上昇は満腹感と満足感をもたらし、非常に心地よい状態になります。
誰でもお腹いっぱいで幸せな感じを味わったことがあると思いますが、それは血糖値が上がって気持ちよさを感じているのです。
2、錯覚
二つ目の理由は錯覚です。
私たちの味覚は錯覚を起こすことがあります。
バターやチョコレートソースなど粘度が高く舌に絡みつく感じのある食べ物は、唾液を多く分泌させ、味をよりよく感じさせる効果があります。
ジャンクフードはタバコより危険!?
国連の特別報告者(食料問題担当)のデシューター氏は、2014年5月、ジャンクフードについて「タバコよりも大きな人類の健康上の脅威になっている」と警告しています。
デシューター氏は、2012年にも国連内で報告書を提出し、そこでは「不健康を促進する食品への課税」「ジャンクフードの広告の取り締まり」などを提言しました。
ジャンクフードから身を守るには?
忙しい生活、付き合いなど、ジャンキーな食事を全くとらないというのは非現実的かもしれません。
ただ、欲望のおもむくままにジャンクフードを食べるのはやめることが出来ます。
最も効果的なのは、日常生活におけるストレスの軽減です。
人の脳はストレスによって、高カロリー、高塩分、高糖質の食事を欲するようになるといわれています。
また、癖になる食感や味を持つジャンクフードは食べること自体がストレスのはけ口になりやすいものです。
適切なストレスの解消は肥満の解消にもつながり、健康的な生活習慣を送るうえで欠かせないものです。
最高のストレスケア
ストレス解消におすすめするのはヘッドマッサージやフットマッサージなどの身体のケアです。
人に触れてもらうことでオキシトシンという物質が分泌されストレスの解消になります。
また、身体のゆがみ、特に首の骨格や筋肉のアンバランスがあるとストレスがたまりやすい状態になりますので、首のゆがみを整えておくことは全てのストレス解消法の基本です。
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